2018年5月15日〜5月31日

読んだ本とか買ったCDとか。
小説家へのファンレターを書いてるんだけど、推敲しているうちに
「こんな何言ってんだこいつみたいな小説の感想とか、わざわざ言わなくてもいいやん……」となり、「そもそも小説なんて読まなくてもいいんだから……」となってしまうの、どうにかしたい。
 

滅びの園 (幽BOOKS)

滅びの園 (幽BOOKS)

 

 

飛ぶ孔雀

飛ぶ孔雀

 

 

無形のアウトライン

無形のアウトライン

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輪郭を失って それでも手を離せず 君は泣くのか 先へ行くか

return

return

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あなたの一部には成れないの 世界の歯車に組み込まれず
この耳も この指も この声も 誰にも成れないの
 

ねがいごと

ねがいごと

 

「ねえ、さっきすごく大きな流れ星をみたよ」
子供が無邪気に私にいった。
それは私だよ、とはいわなかった。 (恒川光太郎「七夕の墜落」

 

テロメアの帽子―不思議な遺伝子の物語

テロメアの帽子―不思議な遺伝子の物語

 

あくる日、帽子がなくなったテロメアは、
二度と再び目を覚ますことはありませんでした。
これは細胞分裂の話です

夜空の下で

夜空の下で

 

今日、テレビ番組で見たんです
宇宙旅行のための空港がアメリカにできたそうです
お金を払えば民間人だって宇宙に行けるのだそうです
その民間人に、わたしは入っていない 
まっさきにそう思ったのは、誰でもない、「わたし」だったのです

宮本輝全短篇 上

宮本輝全短篇 上

 

陽は一気に落ちていった。
暗雲と黄金色の光源がだんだらにまろび合いながら、一種壮絶な赤色を生みだしていた。
広大な空には点々と焔が炸裂していたが、それは残り火が放つぎりぎりの赤、滅んでいくものの持つ一種狂おしいほどの赤だった。

それで、畳に坐り込んだまま、じっと庭の桜に目をやっていた。
いっぱいに盛った木の籠から、中身がぱらぱらと噴きこぼれるように、春は春光とともに地に落ちつづけていた。

ぼくは、海辺に旅をするのが好きだ。
ひとり電車を乗り継いで、田園や枯野や山峡を、海に向かってひた走って行くのが好きだ。
そして、ふいに前方が展けて海が見えた瞬間、ぼくは心に不思議な勇気を抱くことができる。
そのときだけ、ぼくは、生きていることをしあわせだと感じることができる。

「俺はランボーが好きや。ときどき『地獄の季節』を読むんや。
 単語を覚えられへんときとか、自分に自信がなくなって、何となく心臓がドキドキしてきたときなんかに読む。
 あれも凄いぞォ。精神の透き通った結晶や」

 

明治東亰恋伽 Full Moon

明治東亰恋伽 Full Moon

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海亀たち

海亀たち

 

 「何代離れても、我々は決して根無し草(デラシネ)ではない。
 中心への希求を持ち続ける離散民(ディアスポラ)だ」